研究概要
以下のような項目が研究領域になります。
1.将来の都市交通計画ツールとしての、交通需要予測手法(特に利用者均衡配分モデルや時間帯別OD交通量の逆推定モデル)の 開発
非線形最適化問題として解く。理論とプログラミングでモデル構築
・時間帯別道路交通量予測モデル利用者均衡配分)の定式化研究
・時間変動係数に基づく時間帯別OD交通量の逆推定モデルの開発
2.自然災害時の交通混乱実態と帰宅困難に関する研究
集中豪雨時の帰宅交通行動実態と交通意識をアンケート調査により、状況の把握、分析し、市民の適正な行動や対策について検討しています。この成果を交通シミュレーションによる再現(左図)や、市民ワークショップ(右写真)通じていくつかの活動をおこなっています。
3.地区交通計画・歩道整備・自転車道に関する研究
観測調査やアンケート調査、統計手法、AIを駆使し、安全快適な住宅内環境の保全のための道路、歩道、自転車道のデザインの検討や評価を行っています。
4.我が国の人口減少対策のための若者世代にとっての魅力ある街づくりに関する研究
各市町で生活意識アンケート調査を行い、集めたデータを様々な統計方法で分析し、魅力ある街づくりの企画立案を検討しています。
5.マーケティング的な見方・考え方に基づく交通運用等の企画研究
マーケティング講義や企画計画法(BTT)演習を随時行いながら、さまざまな問題についての問題解決策の企画研究をおこなっています
その他の研究も希望に応じて行っています。図でまとめると以下のような感じ。